歯科矯正
ちどり歯科医院

富山県富山市公文名16番地
富山地鉄上滝線 大泉駅

▼矯正歯科の診療時間
【月・火・水・金】9:30~18:00
【土】9:15~17:30
【日】9:30~17:00
※日曜日は、月1~2回診療

▼矯正歯科の休診日
木・日(月1~2回診療有)・祝日

▼一般歯科の診療時間
【月・火・水・金】9:00~17:00

▼一般歯科の休診日
木・土・日・祝日

矯正歯科と一般歯科で診療時間が異なります。
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子どもの矯正

お子様の矯正治療に何を求めるか?

当医院では、矯正歯科の基本的考え方として、「きれいな歯並び」「美しい口元」「きちんとしたかみ合わせ」を矯正の重要ポイントとしています。

ですから、「きれいな歯並び」をつくるだけでは本当の矯正歯科治療とはいえず、「美しい口元」と「きちんとしたかみ合わせ」を伴ってこそ、本当の矯正歯科治療であると考えています。

お子さんの矯正をしていると、「子供の抜歯、非抜歯の問題」というのがあります。
当院では「健康な歯を抜かなければ、将来口元を美しく出来ないだろう」と予測できる症例の場合、保護者の方に抜歯をおすすめすることがあります。当然、お母様やお父様にしてみれば、「大事な子供の健康な歯を抜きたくない!」と思われるでしょう。

そのような選択をせまられた場合は、「本当にお子さんにとって将来何が必要なのか?」 「歯並びだけが良くなったにもかかわらず、口元が突出していても良いのか?」 というところまで、是非、考えて頂きたいのです。

なぜ抜歯が必要なのか?

子供の抜歯・非抜歯の問題

出来るだけ理解して頂けるよう簡単なモデルで説明します。

顎の大きいAさん

あごが大きいAさんは、16本の歯がきれいに並んでいる。

顎の小さいBさん

Bさんは歯の大きさはAさんと変わらないものの、顎が小さいので、図のように並んでしまう。※叢生などの症例がそうです。

BさんもAさんのように歯を並べたいが、顎が小さいため歯がならぶスペースがない。
その際の解決方法としては3つあります。

  1. 抜歯する
  2. 顎を拡大する
  3. 歯を削って歯を小さくする
  4. 1.抜歯をする方法

    健康な歯を抜歯しなければなりません。ご両親にとっては、つらいことかもしれません。

    2.顎を拡大する方法

    十分に顎を拡大されず、歯が並びきらない場合があります。その場合は通常歯が並ぶ場所の外側に歯を並べるため、口元全体が突出して見えることがあります。

    3.歯を削って小さくする

    歯を削ってスペースを作ります。削ることにより、エナメル質が失われますので、歯の輝きがなくなる恐れがあります。

    抜歯、非抜歯それぞれの解決法について

    それではそれぞれの解決法について詳しくご説明していきます。

    抜歯をする

    非抜歯治療の場合は、本来ならぶべき場所の一回り外側に歯を並べます。歯はきれいに並びますが、口元全体が突出して見える事があるのはそのためです。もちろん抜歯なしで治療できる場合もありますが、当院では、理想通りの美しい口元や横顔を目指すなら、抜歯をおすすめすることが多くなってしまいます。

    顎を拡大する

    上顎の真ん中には口蓋縫合という左右の骨の継ぎ目があります。この上顎骨は薄くて柔らからい骨で、また特に15,6歳ぐらいまではこの継ぎ目が癒合していないので、そこを利用して、人工的に骨折させるよう徐々に拡げていきスペースを作るのがこの方法です。顎を大きくするという観点からすれば、有効な手段といえましょう。
    しかし、柔らかくて薄い骨だからといって、このような骨の変形を伴うことが、長期的にみてどのような影響があるかはまだわかっていない部分があります。

    歯を削って小さくする

    歯の表面はエナメル質ですので、削ることにより輝きが失われますし、つるつる感もなくなります。上の前歯は特に目立つところですのでおすすめできません。下の歯でしたら、削ることにより最大4mm前後のスペースを確保することができますが、矯正歯科を受診されようという患者様にとっては大きいスペースとはいえません。

    院長からの一言

    「非抜歯で治療してみてから、ダメなら抜歯で・・・」とお考えの方もいるかもしれません。その場合、歯の移動にかける負担は増えるため、歯根吸収が大きくなるリスクも予測されます。
    私は矯正のプロとして、治療のゴール、つまり、どのような仕上がりになるかを患者様に明確にお伝えし、最前の治療方法をアドバイスすることがプロとして重要であるとも考えています。
    ※上記はあくまでイメージモデルであり、実際には、精密検査をしたうえで、お子さんと保護者のお話を伺いながら、治療方針をたてご説明し、治療をしてゆきます。私(院長)も決して、無駄に健康な歯を抜きたいなどと考えているわけではありません。

    お子様の矯正治療のタイミング

    1期治療と2期治療について

    お子様の矯正治療には、永久歯の萌出状態によって2つの開始のタイミングがあります。
    ひとつは乳歯と永久歯が混じった混合歯列期で、だいたい6歳から12歳ぐらいに相当します。混合歯列期の矯正治療を1期治療と言います。
    子供の矯正治療時期は、1期治療と2期治療の2種類があります。

    1期治療

    乳歯と永久歯が混在する時期(混合歯列期)に行う治療です。顎骨の発育を誘導しながら治療することができ、非抜歯で治療できる可能性が高まります。1期治療だけで終了する場合もありますが、多くは2期治療で最終的な治療を行います。

    2期治療

    永久歯が生え揃った後に行う治療です。この前に1期治療を行っている場合には、2期治療の期間が短くなったり、負担が軽くなります。

    どちらのタイミングで治療を開始するかは、患者様のお口の状態や成長の予測によって異なりますので、お子様の周りのお友達が始めたからといって焦ったりせず、まずは矯正歯科医にご相談なさってください。

    1期治療が必要となるケース

    1期治療を行うのは、早期に治療をする必要があると考えられえる場合のみです。
    緊急性を認められない場合は、永久歯が生えそろうまで定期観察を続けます。

    2期治療が不要となる、または治療期間を短縮できるケース

    混合歯列期に矯正治療を行うことで、永久歯が理想的な状態で生えて来ることが予測できる場合。
    または、混合歯列期の不正咬合をそのままにしておくと、永久歯列期により重度な不正咬合となることが予測される場合(永久歯が生える場所がないため、横から生えてひどい叢生になってしまうなど)。

    2期治療における患者様の負担が軽減できるケース

    2期治療が必要なことが予測されていても、混合歯列期に1期治療を行っておいた方が2期治療が効果的に進むと思われる場合。

    成長や歯周組織に悪影響を与えるケース

    かみ合わせや歯並びが悪いために呼吸や咀嚼、発音を阻害して生活に支障が出てしまっている場合。
    また、かみ合わせが悪いことで向い側の歯や歯茎・唇などの歯周組織を傷つけてしまう場合。

    早く治療を開始した方が良い症例

    下顎前突(反対咬合/受け口)の治療例(7歳)

    下顎前突(かがくぜんとつ)とは、下の歯の方が上の歯よりも前に突き出た状態のことです。反対咬合(はんたいこうごう)・受け口(うけくち)とも言います。

    治療前

    こちらの患者様は反対のかみ合わせが深く、下顎が過度に前方へ成長するのを抑えるため、1期治療を行いました。

    治療後

    上の歯が後方に傾いているのを治すため、上の歯に装置を装着して前に引っ張りました。 このような症例は、早い時期に治療(1期治療)することで、2期治療が必要ない場合もあります。
    歯を動かすのに要した期間は、10か月です。 全ての永久歯の萌出後も、かみ合わせは安定し、2期治療は行いませんでした。

    ※同じようなお口の状態であっても、お子様の成長や歯周組織の状態などによっては永久歯が生え揃うまで経過観察を行う場合がございますので、あくまでも参考としてご覧ください。

  
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